今日も船に揺られて

いつまで経っても初心小心者の旅日記。

はらはらドキュメント、六十ページ目を綴る

 一人で走破演習:ナベリウスのハードをクリアした時の事。
 私はお礼を兼ねてチーム宛てにそれを呟いた。走破演習:ナベリウスにショートカットが存在する事を、チームメンバーの一人に教わったからだ。
 すると、そのチームメンバーであるMさんが労いの返事をくれた。
「これもMさんにショートカットの存在を教えて頂いたお陰です」
「いや、自分で調べたなら自分の力でしょ」
「でも、教わってなかったら調べようともしてなかったと思うので」
 この辺りは紛れも無い事実だ。知らなければそもそも調べる事は出来ない。
 続けて、Mさんと他愛も無い話をしていて、ふと所持メセタの話になる。日々お金が無いと喘いでいる私へ、Mさんがアドバイスをくれた。
「金稼ぎはTAだね」
 タイムアタックに出されるクライアントオーダーの報酬額は大きい。私もそれを目当てにタイムアタックを練習している。
 其処に飛んできたMさんの言葉。
「VH手伝おうか?」
 私は大層驚いた。果たしてMさんにとっていい報酬になるだろうか、いやそれよりも、私の弱さが。
 私は防具の弱さなども告げてみる。すぐ戦闘不能になり足手まといになるだろう未来がはっきり見えた。
 しかし、Mさんは言うのだ、プレイヤースキルも含めその辺りはカバーする、と。
 そして、私の中の好奇心も飛び跳ねて主張していた。
「ぬぬ……じゃあお言葉に甘えてしまいます」
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赤い狐の残像

「有り難うございました」
 下げた頭から、溶けた雪の雫がぽたりと落ちた。



 このブログでは、記事「始まりの黎明を迎えた後」を始めとして、何回か名前の出てくるアークスがいる。私が彼に心底憧れているのもあるが、やはり彼にはドラマが付き纏う。
 「黎次」という名の彼は、怯え体質ながらもとても実直で、名の通り物寂しい朝靄から輝かしい昼のような人だ。
 今回は、そんな彼との――別れを話そう。
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灼熱世界

 思い悩んだ末に、悩みを拭い、遂にマイショップで武器を買った。強化して、装備する。
 カタナについて攻撃力で言えば、96もの強化である。まだ属性を強化していないので、更に強くなるだろう。
 自分で強くなった感触は、無い。だががっちりと武器を掴み、私はベリーハードへと降り立った。
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暗がりの底から見上げて

 何となく、予感はしていた。
 意地を貫き通そうとも。
 いつか限界が来る事を。
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さびしんぼうの吉日

 修行もひとまず終わった。
 其処で私の胸中に訪れたものとは、一人でいる事の寂しさである。
 私は慌て者、臆病であると同時に寂しがりなのだ。悪く言えば「構ってちゃん」である。
 しかし幾ら臆病とはいえ、黙っていても勝手に誘いが来る、などとは夢物語だ。
 私はなけなしの勇気を再び奮い立たせ、二人のフレンドへウィスパーを送った。
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自己紹介と此処について
PLID:黒羊ユク(紹介記事)

Ship5ラグズで活動中。
動かしているキャラに似つかわしくないガクブル体質。
戸惑いと躊躇いの中、今日ものんびり歩いています。
ゲーム雑多ついった:kokuyou_yuku
現在水曜日に更新です。
書いた記事が溜まりすぎて時系列が滅茶苦茶ですがご了承下さい。
お名前(キャラ名)は許可を頂かない限り頭文字表記にしておりますが、写真などで記事中に登場する事が不快だと感じられましたらコメント欄やメールフォームよりご一報下さい。
ひとことすぺーす 12/8
来年のおねんが記事は1/2更新予定です。
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