コレクトファイル「レボルシオコレクション」。
 このカタナ版、「サイカレボルシオ」のコレクトファイルを埋めたいのだが、なかなか思うようにいかず手を焼いていた。


 最たる原因は、コレクトファイル自体にあった。
 コレクトファイルにノルマとして記載されている武器の数々を手に入れる為には、その武器をドロップする対象を倒さねばならない。その中でも「レベル61以上のグアル・ジグモルデ」が非常にやりづらいのだ。何せこのボスエネミーが出現するフリーフィールド「黒ノ領域探索」はクエストポイント制であり、エネミーを打倒して500ポイント溜めて初めてグアル・ジグモルデのいるエリア2へと足を踏み入れる事が出来る仕組みなのだ。ただでさえ硬い傾向の黒の民と難易度スーパーハードで幾度も大量に戦わせられる羽目になるのは、何やら苛まれるものを感じてならない。
 武器を直接ドロップしてもノルマクリアとなるのだが、そう簡単にドロップするレア度でもない。そしてノルマ達成率にはレアドロップブーストで倍率をかけられるが、この道のりの遠さが仇となってブーストアイテムの効果時間があまり活かせないときている。
 地道な作業に果たしてコレクトファイルの期限に間に合うのか、そんな心配までしていた。

 しかしある日、フレンドのアメジストさんが協力を申し出てくれた。アメジストさんとしてはコレクトファイルの他にNPCハンスのクライアントオーダーを複数キャラで達成したいという目的があった為損ではないらしい。それでは、と言葉に甘えて「黒ノ領域探索」へと二人で向かった。
 流石に二人であると手分けも出来、こちらの攻撃頻度も増えるので大幅な時間短縮となった。ボスフィールドへは先行し、雑魚エネミーの出現を抑えて倒す。
 増えていくノルマ達成率のメーターだが、ノルマ武器のレア度が高い為かじりじりとしか増えない。それでもレアドロップブーストの恩恵を受けて、半分より少し手前まで増やす事が出来た。この辺りで私の体調が限界だったので、日を終える事になる。

 頭を悩ますグアル・ジグモルデ。
 その魔性は、コレクトファイルにまで及んでいるのだろうか。
 妖しい笑みを湛え振りかざす鎌は命を刈り取る。それは即ち、時間を奪うという意味でもあるのかもしれない。