新しいタイムアタッククエスト「連破演習:闇の痕跡」。
 ダーカーばかりが襲いかかり、最後にはダークファルスのオンパレードというこれの難易度スーパーハードへ、初めて出かけようと一人スペースゲートをくぐろうとしたのだが。


 届いていたコメント付きグッジョブに気付いて足を止める。差出人はフレンドのカズマさんだ。ブロックをぶらり散歩していて私と同ブロックであると気付き探したが見付からなかった、という内容である。先程までストーリーボードを進める為に艦橋へ赴いていたので、それと被ってしまったのだろう。
 グッジョブを返しつつカズマさんのブロックを確認すると、まだ同じブロックに滞在していたのでその姿を探す。程無くして見付ける事が出来、挨拶を交わした。
 会話の中でカズマさんが「連破演習:闇の痕跡」エクストラハードへ一人で赴いたが途中で力尽きてしまった事を聞く。
「い、今から初めて挑戦しようとSH(スーパーハード)に向かおうとしていたんですが……」
「おお!」
「飛び級でXH(エクストラハード)……二人でいっちゃいます?」
 それには満面の笑みが返ってきた。

 まず降り立ったフィールドはダーカーの巣窟だ。目の前には三本のテレパイプが見える。
 まずは右から攻めてみる事にして、遺跡エリアへと飛んだ。
 現れたのはウォルガーダ二体とゼッシュレイダが一体。まだ倒しやすいであろうウォルガーダから倒してみようと二人で駆けた。
 その攻撃で長距離を移動するウォルガーダとゼッシュレイダである、思わぬところから攻撃を貰い焦る場面もあったが何とか切り抜けた。

 続けて中央のテレパイプ、黒ノ領域エリア。
 現れたのはコドッタ・イーデッタが一体と、嫌らしい事にオロタ・ビケッタが二体だ。なかなか弱点を出さないオロタ・ビケッタにやきもきさせられながらの戦いだった。

 最後に左のテレパイプ、採掘場跡エリア。
 現れた組み合わせに思わず声を漏らす。デコル・マリューダ二体とブリュー・リンガーダが一体だ。
 さて右のデコル・マリューダへ斬りかかろうとした時だ。デコル・マリューダもブリュー・リンガーダもまだ攻撃では動いていないように見えたのだが、謎の大きなダメージを貰う。其処に駄目押しでブリュー・リンガーダの薙ぎ払いが当たり、訳が解らない侭一瞬で倒れ伏してしまった。
 激しい連続攻撃を掻い潜り何とか三体を退け、ダーカーの巣窟エリアへと戻る。

 最奥部への道が開け、さて何がどうやって出るのか。疑問はすぐに絶望に変わった。聞こえてきた四人の声に青褪めそうな気分である。
 なんとファルス・ヒューナル、ファルス・アンゲル、ファルス・ダラン、ファルス・ダリルの四人を同時に相手にせよ、と無理難題を吹っかけられたのだ。
 相手の動きも然程覚えていない私はどうしようかと迷った結果、ファルス・ダリルとファルス・アンゲルを相手にする。特に狙うのは攻撃が間接的で避けにくいファルス・アンゲルである。
 思ったよりは順調に事が進んでいたのだが。ある時ファルス・ダリルが視界の外から思いきり攻撃を仕掛け、耐えきれず吹き飛ばされた瞬間。
『試算完了、プレゼントだ』
 よりによって、どうしてこのタイミングで、もう恨みが数えきれない。ファルス・アンゲルによる追尾式の結晶が動けない体に降り注ぎ、敢え無く倒れ伏す。まさに「お手玉」である。
 何とか復活させてもらったのだが、この後も狙い澄ましたようにファルス・ダリルの攻撃で吹き飛んだ時にファルス・アンゲルが結晶を飛ばし、結局あと二回同じ目に遭った。カズマさんも同時に倒れてしまった時もあったが、持ち合わせていたハーフドールで起き上がり態勢を立て直してくれた。
 やっとの事で全てを退けたが、恐らくよろけながらのものだったのだろう。

闇色超絶技巧01
 二人でじたばたとしながら叫びに叫び、今後のクリアを誓う。
 アークス最大の武器といえば「慣れ」である。幾度も挑戦し、「慣れ」てゆかねばクリアは掴めないのだろう。
 苦しい道のりだがついつい挑戦してしまう、それはアークスの業なのかもしれない。どんな超絶技巧だとしても。