記事「暗中模索の末は」の続きである。
 先日、フレンドのSさんへ、「輝光を屠る輪廻の徒花」にて使用する武器について相談してみた。


 私が使えるのは闇属性60のインヴェイドガラン、そして光属性40のアストラリープだろう。尤もアストラリープに関しては何も手を付けておらず、これから強化を施さねばならないが。
 有志のシミュレーターで計算をしてくれたのだろう、Sさんから計算に必要な事を尋ねられ、結果を聞いた私は思わず愕然とした。

 ダークファルス・ダブル、それと【深遠なる闇】もだろうか。弱点属性以外の攻撃を40%もカットしてしまうという特性を持っているのだが、そのカット率は属性値に換算すると30前後になるという。そして同じ条件下にて二つの武器を比べたところ、アストラリープのほうがやや強い。
 ダメージをカットされない分、アストラリープはかなりのダメージアップが見込めるのだ。
 私にとってこれは一大事以外の何物でもなかった。

 倉庫にしまい込んでいた材料を掻き集め、必死に強化をする。そうして強化値+29まで何とか漕ぎ着けた。
 しかし目標の緊急クエスト「輝光を屠る輪廻の徒花」がもう開始間近であり、特殊能力を整備している時間が無い。
暗い道で待っている01
 これはもう下見だ、そう割り切って挑戦する事にした。
暗い道で待っている02
 さて戦いはというと、不運の連続だった。
暗い道で待っている03
 というのも、ジャンピングドッジの後がどうにも上手くいかないのである。
暗い道で待っている04
 マーダ・トカッタ射出後の行動が場外からの突進であった場合、ジャンピングドッジ後にすぐさまカザンナデシコを放ってしまうと必ず巻き込まれる。また、射出後の行動が移動の時があったのだが、移動先ですぐさま展開された回る壁へ見事に埋まってしまい、瞬く間に戦闘不能になってしまった時もあった。これは行動をよく見てジャンピングドッジを使わねばなるまい。
 失敗する度にフォトンドリンクの副効果を厳選せねばならない点も非常にやきもきさせられた。
暗い道で待っている05
 そうしてやっとの思いでダークファルス・ダブルを打倒する。ジャンピングドッジが戦闘不能の要因であり、タイム短縮の要でもある点は厳しいものを感じるしかない。
暗い道で待っている06
 対ダークファルス・ダブルで負けを重ねて疲れ果て、よろよろとした動きで勝てる筈もない。対【深遠なる闇】では凡ミスを重ね、凡ミスに終わる。

暗い道で待っている07
 疲れに疲れた頭でぼんやりと見ていると、【深遠なる闇】戦のTIPSが表示された。思えば初めて見るかもしれない。
『【深遠なる闇】が大技を発動する瞬間、何者かの行動により
 大技を阻止することができる。』
(……「何者かの」、「行動」)
 これはもしや、あの空間で戦っているのは。TIPSが示唆する人は、彼の人しかいないのである。
 戦い抜かねば。彼の人が待っている。あの暗い深遠で。



 続き:「喫したものの苦み