緊急クエスト「壊城に舞う紅き邪竜」に初めて挑む。
 専用ギミック「ラコニウムソード」が重要だというが、一体どのようなクエストなのだろうか。


煌々と燃える01
 現れたエリュトロン・ドラゴンを見て、私は嫌な予感を覚える。
 まずはエリュトロン・ドラゴンのブレスを掻い潜りながら魔物種を蹴散らして進み、カタパルトで城へ飛ぶ。するとこちらに向かってブレスを吐きかけられ、あまりに高速だったそれにまともに当たってしまう。驚いたのはその威力である、ごっそりと持っていかれた体力は攻撃の一つ一つが致命的である事を示していた。
 そしてやはり嫌な予感は当たった。
 エリュトロン・ドラゴンがあまりに巨大で、その挙動が非常に見づらいのだ。前兆にボイスがあるものは何とか判断付くのだが、地面を足で引っ掻く動作は最早全く見えない。引っ掻いているのだと知ったのもだいぶん後半だ。何度も蹴飛ばされ、その重いダメージで回復を余儀なくされる。
 ブレスの中でも火球を着弾させるものはガード方向が全く解らず、火球の着弾に合わせてもまともに受けてしまう。その正体が必ず背面からの攻撃判定になるものと知った時は重い溜め息が出た。
 そして最も厄介なのが、エリュトロン・ドラゴンの動きである。巨体とは思えないスピードで広範囲を動き回り、その度に姿を見失った。姿を探している背中にブレスを吐きかけられた事も、追いかけようとしてブレスを浴びた事も数えきれなかった。
 常に満身創痍でいたが、余っていたラコニウムソードを何とか手にしてみる。クエストがすぐに開始してしまった為に使い方の説明がよく読めなかったものの、専用フォトンアーツ「バスターディバイド」がチャージ出来る事だけは知る事が出来た。チャージ完了させて青く光る部位に当てると一撃で弱点化するらしいのだが、乱戦の中でチャージ完了がよく解らず、本当にチャージ完了して斬っているのか不明な侭だった。後にチャージ完了動作は剣の光が大きくなり、右側に構えるものだと知る。
 武器アクションは盾を構えるものでありジャストガードが可能らしいが、エリュトロン・ドラゴンの場外からの突進がどうも避けづらい。これも後に、頭ではなく燃えているような胴体付近に当たり判定があると知った。同時にガードの背面からの攻撃判定とされてしまう、所謂「めくり」が発生するとも知って愕然とした。これでは不可抗力ではないか。
 後半の苛烈な攻撃ではフィールドの大部分をダメージ床にされ、その狭い範囲に突進と大量の火球を落とされる。そのあまりの炎で着弾後と着弾前が見分けられず、結局手痛い攻撃を貰う。
 回復薬もすっかり底を突き、もう限界だというところで漸くクエストが終了した。

煌々と燃える02
 最近のボスエネミーはとにかく巨大で、姿も攻撃も見えづらいものばかりではないだろうか。思わずそんな文句を零したくもなり、いい加減カメラ距離でどうにかならないのだろうかとも考えてしまう。
 しかし出てきてしまった以上は慣れるしかあるまい。立ち向かおうとする心は燃えるか、燃え尽きるか、果たして。