緊急クエスト「氷上のメリークリスマス2016」。フレンドのアメジストさん達に誘いを貰ったので、喜び勇んでパーティーへと参加させてもらう。
 このクエストも今年はどう変わっているのだろうか。


 コスチュームでボーナスブーストがかかるらしいが、男性用のものはからきしであり、再販されないだろうかと願っていた緑色の男性用サンタ服も勿論無かった。あまりの仕打ちに肩を落としつつ、せめてとコートにマフラーという冬の装いをしてみる。

 フィールドへ降り立ってみると、今回はBGMがジングルベルに変わっているようだ。楽しげに鈴やベルが鳴っている。
 エネミーもこの雰囲気で浮かれているのか暴れ回っていた。時々大きな被害を出しながらも、最後には乱暴者を懲らしめた。
 様々なドロップアイテムを拾う中、私はただ一つの期待をしていたのだが。

 過ぎてみればクエストは瞬く間だった。キャンプシップに戻って、ぱたぱたと積もった雪を払いでもしていたのだろう。
 拾い上げたドロップアイテムを確認してみると、込み上げる苦い思いに笑うしかなかった。いつもの事だ、と。

 此処では黒曜片ネロウをドロップするボスエネミーが多く出現する。出会った回数も多かったほうだろう。私はそれに一番期待していたのだ。
 しかし私は黒曜片ネロウには全く縁が無い。未だ総計は80個に届かず、今回もそれは影も形も無かった。
 それでも次を目指すしかない。両手いっぱいに抱える程を夢見て。