複合テクニックがフォトンスフィアでも習得出来るようになってから、かなり経った。
 漸く少し余裕がある程度にフォトンスフィアが溜まってきたので、いよいよ4thキャラのクレイトへ複合テクニックのディスクを渡す事にした。


 ディスク一つにつきフォトンスフィア50個というのは少々懐が寒くなるものの、威力を考えるとやはり安い対価である。
 フォトンドロップ交換ショップへと赴き、ひとまずは必要分である風と雷の複合テクニック「ザンディオン」、と炎と闇の複合テクニック「フォメルギオン」を交換した。氷と光の複合テクニック「バーランツィオン」はまたフォトンスフィアを溜めてからだ。

 「ザンディオン」をサブパレットへセットし、さて何処で試したものか。クライアントオーダーを見ていると、丁度受けていたオーダーの中に難度ベリーハードのスノウバンサーを打倒せよというものがあったのでフリーフィールド「凍土探索」へと向かった。
混ざり一つとなるか01
 最初、複合テクニックの属性に対応するテクニックを当てなければならないと勘違いしていたのだが、どうやらテクニックであれば何を当ててもいいらしい。VITAでは視認出来ないゲージが溜まりきり、ザンディオンのアイコンが点灯して使用可能を告げる。
 その頃には最深部に近かったので、試し撃ちはボスエネミーに決めた。
混ざり一つとなるか02
 現れたのは通常のスノウバンサーとスノウバンシーだ。すぐに飛びかかりで距離を詰められてしまうので、いつものタリスではなくウォンドを持って戦う。動きを予測して予め攻撃を配置しておく、「置き○○」などと表現される技術があればいいのだが、生憎最近のプレイ不能が多い状況も相まって上手くいかなかった。
 スノウバンシーの顔をロックし、フォイエで攻めてみる。ナ・フォイエを直接当てる方法でも良かったかと思ったが、今は変更する余裕が無い。
 何とかフォイエを弱点の顔に当て続けているとスノウバンサーが下りてきた。此処だとウォンドを振り、ジャストアタックを狙ってサブパレットをタッチする。チャージ完了と共に離すと浮いていた体が宙を走り、派手に風と雷が巻き起こった。
 二体の弱点属性ではない事に加えて、弱点部位にも上手く当たらないので大した効果は見込めないと思ったのだが、それでも複合テクニックの力は強いようだ。スノウバンシーは倒れ伏し、スノウバンサーも少し攻撃するとやがて倒れた。

 大きな力を突然手にして、クレイトはどんなものを感じたのだろうか。
 まだ確かな手応えではないのだろうが、その手には得たものがある。それは恐らく、彼の自由へと繋がるのだろう。